様々な環境から、不登校となったり、高校を中退する子どもたちがいます。
ただ、みんなが「それぞれに個性」があり、「ユニークな発想」ができる子どもたちも少なくありません。
人と違う「個性」や「発想」を持っていたから周りに馴染めなかった場合も多いようです。
親としては当たり前に普通に高校を卒業して、普通に大学を卒業して、普通に就職してもらうことを希望するのも理解できます。
例えば、「大学教授」をはじめ「研究者」「企業の成功者」「芸術家」「デザイナー」「CMディレクター」・・・で普通だと思えた方はほとんどみえません。皆さん、人と違った発想ができるからこそだと思っています。某国立大学の工学部教授「僕は中卒なんですよ!」と言われた時には「えっ?」って聞き返しました。実は「中卒」ではなく、中学卒業後、「高校」ではなく「高専」を選ばれた方でした。実際には「高専卒」でした。ただ、彼は大学や大学院にも行かず、大学教授として素晴らしい実績を挙げられています。一芸に秀でていれば高卒でも「大学教授」になれますし、中卒でも「上場企業の社長」にもなっています。
子どもたちの可能性を延ばすのが私たちの目標です。
素敵な個性や発想を持っていても、学校の授業は苦手な子どもたちも多数います。単に学校の授業では成果が挙げられなかっただけなのかもしれません。
私たちは「教育カウンセラー」がじっくり子どもたちの話を伺い、「学び」の進め方の提案や「進路カウンセラー」による「夢」や「目標」の設定方法から「途」の選び方に時間を費やします。
このプロセス間にも課題ができるのかもしれません。課題の乗越え方、生き方に関しても個々に話し合いながら子どもたちの秘めた可能性を最大限に伸ばしていきたいと思います。
様々な業界の社会人に接する「子ども未来プロジェクト」
私たちが、小・中・高校に講師として呼ばれ生徒たちをはじめ教員、PTAに講話をするのも理解できます。ただ、年1回程度です。「子ども未来プロジェクト」では月に1回以上の実施。更には調理実習や工作などを通して「生きる大切さ」「思いやり」「協調性」「コミュニケーション」なども少しづつ培っていきます。
ただ、「希望の進路」の中には「学歴」や「国家資格」が必要な場合もあります。
そんな子供たちには、教科学習の支援も必要かもしれません。しっかり時間を掛けて子どもたちの気持ちを傾聴した上で、進路について一緒に考えます。「進路カウンセラー」や「各業界の社会人」に触れ、少しずつ夢や目標を持てるように支援しながらカタチになるような応援をしてまいります。
教科学習は「教え込む教育」とは異なります。
根本理解と学習習慣を身に付ける「自立学習」を目標としております。子どもたちの、単に「わかった」で終えるのではなく「できた!」までの支援をしてまいります。将来、大学生になり社会人になった際も「自学自習」「独学できる」子どもたちを育むことが目標のひとつでもあります。
「アクティブラーニング」や「ワークショップ」を大切にします。
私たちが依頼を受けた学校では30年前からアクティブラーニングを取り入れています。中学校や高校をはじめ専門学校や大学ではアクティブラーニングでの支援が中心です。近年では少しづつですが私たちの教育支援方針も理解され小学校や中学校、高校でも取り入れられてきたようです。