愛知県立大学教育福祉学部の野田先生が主催する「子ども食堂のこれまで&これから」が、日進市にぎわい交流館で開かれました。
参加者は様々、「あいち子ども食堂ネットワーク」共同代表の山崎様から「日進絆子ども食堂」実行委員長の樽見様、有給を取って参加された日進市職員、社会福祉協議会職員、名古屋市中央卸売市場の事務長様、そしてボランティアに携わっている大学生まで。

来年2月以降開催に向けて全国の「子ども食堂」を視察してきました。が視察すればするほど「子ども食堂」の位置づけや開催の意義に疑問を感じてきたことも事実です。

今でこそ「子ども食堂」の名を誰もが知る時代になりました。政府やメディアのお蔭でもありましょう。

中京大学の成ゼミの調査によると、2014年には愛知県内にはゼロ。2015年には3か所。2016年にはなんと33か所に急増。2017年(6月現在9には40か所前後との報告がされています。あいち子ども食堂ネットワーク共同代表の山崎様は「60か所になった」とも言われていました。

子どもたちの為に、ボランティアの皆さんが県内で急増することは大変嬉しい事です。
ただ、私は様々な面を危惧し着手することをためらっていました。
表向きは「対象」「開催場所」「衛生面」「アレルギー」「食材の供給」「スタッフの募集」「事前告知手段」・・・。本音は、「孤食」との違いをいかに現代の家庭に伝えるべきか、単に「食事環境」の支援だけでなく「知識教育」「道徳教育」「体育教育」をどのように「子ども食堂」で伝えるのか・・・などなど。

今回の研究会で野田先生や山崎様からお話を伺い、一歩前に進んだようにも思います。
深く感謝しております。